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たいき探訪記

内子地区を訪ねて

7月、8月は色々なところで夏祭りが開催されます。毎年内子町では8月6日から8日まで笹祭りが開催されています。きれいな笹飾りが有名です。
この笹祭りですが、昭和32年より、内子町本町通り商店街の繁栄を祈り、顧客への感謝の意味を込めて開催されて今年で55回目だそうです。
現在では内子地区の行事として各商店や地域の人々により取り組まれ、手作りの笹飾りとしては日本有数の七夕まつりとして多くの方々に親しまれています。
笹まつり期間中の本町通りには、長さ約1.5キロにわたって豪華な笹飾りが彩られます。今年の金賞をとった笹飾りがこちらの飾りです。
一枚の絵になっているんです。小さな色違いの輪を上手に組み合わすことで出来ているこの作品。輪の数を数えてみようと試みたのですが、途中で数が分からなくなってしまいました。他にもすばらしい作品が多数あり、来年もぜひ訪ねてみたいです。

金賞笹飾り
金賞笹飾り

西大洲地区をたずねて

4月上旬から8月上旬にかけて色々楽しめる内堀菖蒲園を今回は紹介したいと思います。
内掘菖蒲園は大洲城の本丸西内掘り後であり大洲城の裏門・北の菱門跡から階段を降りた所にあります。この菖蒲園は5月下旬から6月上旬にかけて園内の池に植えてある菖蒲が見ごろを迎えます。
また園内の水路を「ほたる水路」と呼び水辺の生き物に配慮しているので、6月上旬にはホタルも見ることができるそうです。
また、園は4月上旬には桜、下旬に藤棚の藤、5月にツツジやさつきの花も奇麗に咲く穴場です。池には色とりどりの鯉も泳いでおり、メダカの学校もあります。8月の川祭りの花火を見るのにも良い場所ですよ。
園は余り広くないので、お城見学をした後にちょっと寄ってみるのもいいかもしれませんね。

河辺地区を訪ねて

日差しと共に気温もぐんぐん上昇した5月中旬。夏日ではなく真夏日だったのではと思うような暑い日。今回は涼をもとめて河辺地区にある赤子滝を訪ねてみました。
赤子滝は、県道245号線を三杯谷の滝へ向かう途中にあり、小さな看板が目印として立ててあります。
案内板から3分程山を登って行くと、目の前に滝が見えてきます。落差は約20m。2段から成る美しい滝です。この滝は別名「裏見の滝」とも呼ばれ、上段の滝は裏側へ行くことができます。(足場がかなりぬかるんでおり滑るので、注意が必要です)あまり水量がないので迫力はありませんが、岩肌を白い滝水が落ちる姿はとても優雅です。
赤子滝と対象的な三杯谷の滝も近くにあるので足を延ばしてみました。三杯谷の滝は落差は赤子滝と同じくらいですが、水量があり迫力のある滝です。二つの滝を見比べてみるのも面白いかもしれませんね。
(滝を見に行く際は虫・蛇や、道が滑りやすいのでそれなりの準備が必要です)

五十崎地区を訪ねて

季節外れの低気圧が発生し、日本を通り過ぎた4月上旬。もう風で桜が散ってしまったかもと思いながら今回は神南山ふるさとの森公園を訪れてみました。
神南山ふるさとの森公園は、かつて神南牧場の乳業用牛育成場だったところを整備した公園だそうです。国道56号線沿いJR五十崎駅前の信号を南に向かい、神南山へ向けて登っていくと「花咲かじいさん」の看板が現れます。この公園は、五十崎町を見渡せる景色の良い場所で、桜を中心にした、色々なゾーンに分けられています。それぞれのゾーンは千本桜の森、四季の森、ミツマタの咲く丘、照葉樹の森、町民記念樹の森となっています。
訪れた日はちょうど桜が満開でとても美しく見応えがあり、場所によっては水仙が植えられており、こちらも見頃をむかえていて、すばらしい春模様を充分に楽しむことができました。
また「花咲かじいさん」の看板を、ふるさと公園とは違う方へと上って行くと、神南山のパラグライダーフライト基地へ行くことができます。西日本屈指のコースとして、愛好者に好評を得ているそうです。今回は時間の関係で見に行くことができませんでしたが、フライト基地からの眺めもすばらしいそうで今度是非行ってみようと思います。

満開の桜
満開の桜

大洲市稲積、北只地区を訪ねて

以前から気になっていたのですが、鳥坂トンネルから大洲方面に向けて長い下り坂を下っていると、法定速度の時速を表す数字とは別に3ケタの数字235と書いてある場所が道路上に現れます。
「何の数字だろう?」と走っているとまた同じ様な3ケタの数字が現れます。今度は先程と1番違いで236。また走っていると、237の数字が道路上に現れてきます。皆さんはご存知でしょうか?
なぜこのような番号が付けられているのか?テレビのクイズ番組で、「四国3県(愛媛・高知・徳島)の国道には合計541箇所に描かれた数字がある。災害対策用にと県庁からの距離を示しているが、どのように利用するためのものか」という問題が出題されました。あの謎の数字の事だと思い考えました。
正解は「対空標示」というもので、災害時の道路の被災状況を迅速かつ的確に把握することを目的として、ヘリコプターから視認できるキロ程(国道56号は高知市内からの距離を示すもの)を1キロ毎に車道路面に標示するものであり、交通事故発生等に際しても、通報時に速やかな地点把握や事故処理に役立つものだそうです。
国道56号線には大洲市北只から西予市伊賀上間に17箇所、宇和島市吉田町法花津から南宇和郡愛南町正木間に49箇所の計76箇所に標示してあるそうです。
四国は台風常襲地帯であり、毎年のように豪雨による洪水や土砂災害に見舞われています。また、これまで四国を襲ってきた東南海・南海地震の発生確率も確実に高くなっています。運転中に土地勘の無い場所で、もしも土砂災害等に遭遇した場合は、この数字を伝えると緊急機関(警察や消防等)に場所が分かるシステムになっているので雑学として覚えておくと便利ですね。

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