大洲地区を訪ねて
今回は懐かしい昭和30年代の空気が漂うまぼろし商店街一町目「ポコペン横丁」を訪ねました。
ポコペン横丁はおおず赤煉瓦館の横にあります。4月~11月は毎週日曜日、12月~3月は毎月第3日曜に開かれており、県内外からの観光客で賑わっています。
なぜ、ポコペンという名前なのかというと、かくれんぼや缶けりなどで使われていた「ポコペン、ポコペン、だーれがつっついた、ポコペン」という遊び言葉が語源となっているそうです。
看板をくぐると、まず出迎えてくれるのはペコちゃんおみくじ。ここは大凶がでても大丈夫。いいことがあるそうですよ。さらに奥に進むと、懐かしいおもちゃや雑貨などが並んでいます。展示用のものもありますが、自由に遊べるコーナもあり、お手玉やベーゴマ、竹馬など昔の遊びを体験することができます。
訪れた時は、ポコペン小学校特別授業が開かれており、鏡の不思議についての授業が行われていました。子どもだけでなく大人からも歓声が上がっていました。さらに奥に進むと「思い出倉庫」もあります。
ポコペン横丁は、体を使った遊びを体験できたり、ステージライブではみんなで歌を歌ったり踊ったりなど、人と人とがつながる「場」となっているようです。お父さんお母さんには懐かしく、子どもには楽しい。そんな親子で楽しめる空間がポコペン横丁にはありました。
たまには、テレビゲームなどから離れ、昔の遊びに親と子で一緒に楽しむのも良いかもしれませんね。
ここで使用されている「ポコペン」とはあくまでも遊びに使われた言葉であり、差別用語でありません。