肱川地区を訪ねて
昨年の12月上旬。車を運転していると雪が降ってきました。一瞬で路面が白くなりかけ「明日には積もるのかな」と思いながら、例年の冬よりぐっと気温が低く寒いように感じられた中、以前より気になっていた肱川丸山公園内にある句稗の道を訪ねてみました。
句稗の道は長さ500メートル程ある、坂道に肱川町で開催された俳句大会の入選句が碑に刻んであるそうです。
細いその坂道を歩いてみると、辺り一面、紅葉の落ち葉のじゅうたんで、11月の中旬色付いていた頃はとてもきれいだったんだろうと想像できました。
?まず最初の句稗には
「花の私語 聞こえて来そう 風の里」
また少し歩くと
少し進むと
そして
等、肱川の春の情景や、文化等を詠んだ句が全部で20句ありました。どの句も詠んだ時の描写が浮かんでくる美しい句でした。まだ春は少し先ですが、句を詠んでいると、桜咲く春を待ち遠しく思ってしまいました。