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たいき探訪記

大洲赤煉瓦館を訪ねて

伊予の小京都と呼ばれる大洲市のシンボルと言っても過言ではないおおず赤煉瓦館。休日になると、県内外から多くの観光客が訪れています。
赤レンガ館が建設されたのは、明治34年。養蚕・製糸業が盛んになり、金融機関の整備が必要とされ、大洲商業銀行の本館事務所として誕生しました。当時は繭を抵当として融資をすることが多く、繭を保管するための倉庫が併設されました。赤レンガ構造建築の設計者は不明とされていますが、当時としては優れたデザインで画期的なものだったそうです。大洲商業銀行としては大正11年にその役目を終え、大洲町警察署庁舎、大洲商工会事務所として転用され、昭和39年に大洲市所有となります。その後整備し、平成3年、おおず赤煉瓦館として再生し、風格ある外観からレトロな雰囲気を感じることができ、周辺一帯の昔懐かしい町並みに一味プラスされたかのような存在感を示しています。
煉瓦には「長手」という長い煉瓦と「小口」という短い煉瓦があります。赤煉瓦館の壁面を見てみると、上部は長手の段と小口の段が交互に積まれており(イギリス積み)、下部は長手と小口の煉瓦を交互に並べた段が積まれています(フランス積み)。家族で訪れた際の、豆知識として披露してみてはいかがでしょうか。
おおず赤煉瓦館周辺には、まちの駅「あさもや」、おはなはん通り、ポコペン横丁等があり、一帯を観光できる地域となっています。家族で、明治時代の空気を感じに行ってみてください。

明治34年に大洲商業銀行として建設
明治34年に大洲商業銀行として建設

足元にも注意していると
足元にも注意していると

白滝地区を訪ねて

お盆も過ぎた8月中旬。今回は白滝にある不動滝を訪ねてみました。
白滝と言えば紅葉祭り(るり姫祭り)で有名な白滝がありますが、その滝の枝分かれで、不動滝というもう一つ大きな滝があります。
白滝支所前にある踏切を渡り左折し、白滝小学校を過ぎて戒川小学校へいく標識を右折。ばらく進むと橋のそばに不動滝の看板がみえますが、こちらの道は狭いのでもう少し山を上るとまた不動滝への看板があります。その道を下りれば広い駐車場にでます。
不動滝は上滝(高さ20m)、中滝(高さ7m)、下滝(高さ11m)の3段からなる大きな滝です。水量も多く、轟々と大きな音をたてて滝壺に流れ落ちる水は、四季を通じてかれることがないそうです。
昔からこの淵には龍がすみ、日照りの時この淵をかき乱すと、龍が驚いて天に昇り雲を呼び雨を降らすと伝えられているそうです。
 また不動滝は武士の行場、隠れ場としての伝説もあるようで、中滝の滝壺には滝に打たれて行をするところがあるそうです。

中滝
中滝

下滝
下滝

豊茂地区を訪ねて

 7月中旬、梅雨の長雨が続く中、今回は金山出石寺のアジサイを見に行きました。この時期出石寺の参道脇には約2キロにわたって約3000株・3万本のアジサイが見ごろをむかえます。標高が820メートルと高地ですので開花時期が平地より1ヵ月ほど遅いようです。
 長浜大和方面から時間を計りながら上ってみることにしました。大和支所のあたりをスタートとし、一路出石寺へ。上り始めてまず写真を撮りたくなるポイントの人面岩に7分程で到着。人面岩の大わらじとカッパ伝説のパネルがあり、悪さをするカッパをどうにかしたくて、大わらじを作りカッパに人面岩が動きだすという勘違いをさせて村から追い出した。といった内容が書いてありました。
 人面岩のポイントから25分くらい上っていくと、出石寺の参道に到着。
 写真の参道入り口から約2キロにわたって続くアジサイロードはとてもきれいで、思わず見とれてしまいますが、運転をされている方はくれぐれもアジサイに見とれすぎないよう注意が必要です。(参道上り口にも注意書きが書いてありました)残念だったのは、天気が悪く出石寺からの景観が全く見えませんでした。次回訪れる時は、石鎚山まで見える雄大な景色をみてみたいものです。

参道入り口
参道入り口

稲積地区を訪ねて

 6月9日、「南久米稲積にある菖蒲園が見頃です」という情報がありましたので、菖蒲園に行ってみる事にしました。
 宇和方面へ国道56号線を進んでいくと左側に大洲ゴルフ場へ行く上り道と右側に稲積方面へ行く道がでててきます。(時期的なものかどうかわかりませんが、ポイント・ポイントに菖蒲園への道案内の看板がありました)
 稲積方面へ5分〜8分くらい車を走らせると左側に大きな石碑がでてきます。その近くに菖蒲園の道案内をしている大きな案内図を見ることができ、案内図の通りに行くと駐車場に到着。
 駐車場から歩いてすぐの所に、棚田一面に花菖蒲が咲いており、実に見事な美しい風景がひろがっていました。この菖蒲園は岩田義長さん個人の棚田を利用して趣味で楽しんでいる園で、今年で3年目。年々お客さんの数も増えてきているようです。
 菖蒲園が美しいだけでなく、周りにある棚田の風景も絶景でした。
 ちょうど満開の時期にお邪魔させて頂き、目の保養をさせてもらいました。いたるところが撮影ポイントのため、写真愛好家の方々も多く来園しており絶景を写真におさめていました。
 余談ですが、花菖蒲に似た花でアヤメがあります。漢字で書くと「菖蒲」だそうです。ちょっと不思議ですよね。花菖蒲とアヤメの見分け方は、花菖蒲は「花弁の根元のところに黄色い目の形の模様」があり、あやめは「花弁の根元のところに網目状の模様」がある。それぞれの花弁を見れば分かるそうです。

一面に広がる花菖蒲
一面に広がる花菖蒲

御祓地区を訪ねて

今回は、5月に入り夏日が続くので涼をもとめて、五十崎御祓地区にある紅葉滝を訪ねてみました。
Aコープ五十崎店前の道、県道56号線を10〜15分ほど御祓方面へ登っていくと、御祓の屋根付き橋が見えてきます。その橋のたもとにある案内地図を参考にして、目的地であります紅葉滝まで行ってみました。
地図を参考に橋を渡り、少し上ると、道が二手に分かれます。一方は以前の探訪記で紹介した泉谷の棚田へ向かう上り道。一方は今回の目的地である紅葉滝へ向かう下り道です(紅葉滝への案内板あり)。その道を5分ほど行くと紅葉滝の入り口が見えてきます。
滝の入口から3〜5分ほど登ればもう紅葉滝は見えてきます。雨があまり降ってなかったので水量は少ないかもと思っていたのですが、意外に多くの水が流れ落ちていました。
滝の落差は約17メートル。滝坪は浅いので近くまで行くことができます。周りを紅葉の木々に囲まれた場所で、紅葉時期も美しいのでしょうが、新緑の時期もなかなかいいものでした。
当JA管内は地形上、滝も多くあり、この探訪記でもこれまで白滝、夫婦滝、三杯谷の滝と紹介しております。まだ行ったことがない滝も、折々紹介できればと思います。
また滝を見に行く際は山の中ですので、虫、蛇といったものにも遭遇する可能性があります。それなりの準備は必要かと思います。

紅葉滝
紅葉滝

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