農高生を講師に、伝統野菜でスイーツ作り
JA愛媛たいき女性大学「べっぴんcollege」は
管内在住の20歳~50歳までの女性を対象とした学びの場です。
5月27日(土)に開催した第3回目は
大洲農業高校の生徒さんwith二宮先生 を講師に迎え
伝統野菜を使ったスイーツ作りを行いました。
同校は、伝統野菜復活プロジェクトとして
大洲の伝統野菜「おうど芋」の加工品開発を行っています。
この日は、昨年、えひめいやしの南予博の「高校生ランチプレート」で話題となった
「おうど芋のプディング」を伝授していただきました。
焼きプリンの中には、大洲の銘菓「しぐれ」を入れ
おうど芋で作ったなめらかなクリームを絞り
抹茶と黒豆で仕上げます。
「おうど芋がこんなお菓子になるなんてびっくり。おいしい」との受講生の声に
「いつもは『教えられる立場』だけど、こうして『教える立場』に立って
皆さんに喜んでもらえて嬉しいです^^」とにっこり。
先輩から受け継いだ技術と想いは
後輩たちにしっかり受け継がれ
こうしてまた、新たな形で繋がっていきます。
大洲市は、肱川が育んだ肥沃な土壌と
海抜0メートルから広がる気象条件を生かし
多種多様な農業が営まれています。
土地の特性を生かした農業は、そこに暮らしてきた人たちの知恵。
そして、時代の流れとともに忘れ去れようとしていた食の文化が
若い力で再び注目されるようになってきたこと・・・。
その取り組みは、私たちJAも、学ぶべきところだと感じました^^