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営農日記

きっかけは高校生のひとこと>>地元産豚肉加工品に「想い」重ねる

(株)オズメッセはこの度
大洲産豚肉「オズの箱入り娘」を100%使用した商品を開発しました。

肉の旨みを最大限に生かしたベーコンとウインナーは全5種類。
1月下旬からオズメッセで販売しています。

オズメッセが豚肉の商品開発を行うのは初めて。
そのきっかけは、高校生の「ひとこと」から始まりました。

大洲産豚肉「オズの箱入り娘」はオズメッセの地域限定オリジナルブランド。
㈱多田ファーム(大洲市多田)が生産するSPF豚で、旨みと柔らかな肉質が特徴です。
同ファーム取締役の松本さんは愛媛県立大洲農業高校へ出前授業を行った際に
同校食品デザイン科3年生の西岡くんから
「地元産豚肉を使ったベーコンはないですか?」との質問を受けました。

同校の山崎教諭から授業で地元産豚肉を使いたいと
前々から相談を受けていた松本さんは
「豚肉そのもののおいしさは間違いない」と手応えを感じており
「高校生の生の声を実現したい。新たな販路に繋がるのではないか」と確信。
関係機関やオズメッセに協力を依頼しました。

オズメッセ生鮮課長の松宮さんは
「高校生の発想と聞いて驚いた。お客様に美味しいものを届けたい想いは(多田ファームと)同じ」と賛同。
製造は食肉加工に確かな技術を持つ城川自然牧場(西予市城川町)に依頼。
試食を行った二人は
「ジューシーで香りもよく、さっぱりした脂の甘み。シンプルにおいしい!」
と太鼓判を押します。
ベーコンは焼いても縮まず、肉そのものの旨みを感じられる商品に仕上がっています。

完成した商品を手にした西岡くんは
「大洲らしいピザを作りたくて(ベーコンがあるかどうかを)質問した。
自分の一言が現実に商品になるなんて」と驚きを隠せない様子。
今年3月に同校を卒業後、調理関係の専門学校に進学することが決まっていて
「このベーコンの旨みは色んな料理に合うと思う。
大洲の良さが伝わる商品なのでたくさんの人に知ってほしい」と笑顔を見せます。


写真 左:㈱多田ファーム 取締役・農場統括 松本さん
写真中央:大洲農業高校3年生 西岡くん

写真 右:㈱オズメッセ 生鮮課長 松宮さん

現在は、店内のみの販売ですが
今後はギフト商材としての展開も視野に入れたいと、オズメッセの松宮さん。
「地元産豚肉の美味しさをPRし、消費を喚起したい」と意欲的。

多田ファームの松本さんは
「消費者にいかに安心・安全でおいしい豚肉を届けるかが僕たち(多田ファーム)の使命。
これに満足することなく邁進したい」と意気込みます。

高校生の一言が繋いだ商品開発。

『地元産の安全・安心・美味しいを届けたい』

それぞれの想いは一点を目指し加速します。

 

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