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たいき探訪記

冨士山を訪ねて

 その見た目が富士山(フジサン)に似ていたことから名付けられた冨士山(トミスヤマ)。別名を大洲富士と呼ばれます。標高は320m、西日本有数のツツジの名所として知られています。4月25日から5月15日にはつつじまつりが行われ、およそ6万本のツツジが咲き誇ります。冨士山の頂上付近がピンク色に染まり、遠くからでもツツジが見頃を迎えたことがわかります。一口にツツジと言っても、赤や白、ピンクなどの様々な花の色があります。また桜の名所としても知られる冨士山には、約3000本の桜の木があり、ツツジとはまた違った美しさです。
 冨士山の頂上には冨士山公園があります。20mと40mのローラー滑り台などの遊具があるちびっこ広場では、楽しそうに遊ぶ親子連れを見かけます。また、頂上の手前には大洲家族村オートキャンプ場もあります。4棟のコテージもあり、バーベキューの道具やテントなども借りることができます。週末の休みを利用してお弁当を持って出掛けたり、コテージやテントに泊まって非日常感を楽しむこともでき、家族で楽しめる場所です。
 冨士山展望台からは眼下に大洲市の町並みや肱川が広がり、振り返ると鮮やかなツツジの花が視界に飛び込んできます。今年見逃した方は、来年は訪れてみてください。

冨士山のつつじ
冨士山のつつじ

冨士山案内図
冨士山案内図

長浜地区を訪ねて

 春の陽気に誘われて海が見たくなったので、今回は長浜地区を訪れました。
 最初に訪れたのは国道378号線から少し入ったところにある環境緑地公園です。ここは海に面しているので、波の音と潮の香りがして、今の季節は暑すぎず海風が心地よい場所です。「いろは丸」という名前の船の形をした複合遊具や多目的広場などがあります。釣りをするための護岸が整備されているので、たくさんの釣り人が見られます。のんびりと釣りをする親子、遊具で遊ぶ子供たち、クロッケーを楽しむ人々など、みんなに親しまれている場所なのがわかります。隣接して、平成19年7月にオープンした長浜海水浴場もあります。海水もきれいで砂浜も広く、夏には多くの海水浴客で賑わうそうです。
 次に肱川あらし展望公園を訪れました。ここは山の高台にあり、その名の通り、冬には長浜大橋に流れる肱川あらしの絶景をここから見ることができる場所です。天気が良ければ、瀬戸内海に浮かぶ遠くの島々も一望することができます。敷地内には桜やツツジなど15種類7000本の花木が植えられています。この日は、ちょうど桜が満開で、お花見をする親子連れを見かけました。
 暖かくなったので、家族で足を運んでみてはいかがでしょうか?

いろは丸
いろは丸

肱川あらし展望公園
肱川あらし展望公園

河辺地区を訪ねて

 今回は河辺地区を訪れました。最初にやってきたのは、地域活性化センターの1階にある河辺歴史民俗資料館です。ここでは、先人の残した貴重な生活文化遺産がなくなってしまうのは勿体無いと、地域住民から提供された数々の品物が展示されています。昭和54年3月から、文化財保護委員が中心となってこれらの資料を集め、平成6年に現在の資料館が建築されました。どれも実際に使用していたもので、展示されている道具には提供者の名前も一緒に書かれています。生活道具や農林業用具、旧軍隊資料、教材資料など、ジャンルにこだわらず、様々なものが展示されています。特に食油製造機としても活躍した、立木式ろう搾り機などの木ろう製造設備は、盛況を極めた明治・大正・昭和時代の木ろう製法をうかがうことができる貴重な道具です。地元の小中学生が授業の一環として訪れたり、遠くは県外から見学に来る方もいるそうです。開閉時間は8時半から5時まで。無料で見学できます。
 次に、資料館からもう少し足を伸ばして、用の山の桜を見に行きました。この木は、樹齢350年、根回り6.3m、高さは10m、エドヒガシという種類の古木です。昭和54年に愛媛県指定の天然記念物になっています。訪れたときは時期が少し早くて見れませんでしたが、毎年4月上旬頃にきれいな花を咲かせるそうです。

河辺歴史民俗資料館
河辺歴史民俗資料館

用の山の桜
用の山の桜

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