宇和川地区を訪ねて
茅葺屋根建築で有名な岐阜県白川郷、風情がありますよね。そんな風情を求めて、今回は宇和川にあります三島神社を尋ねてみました。三島神社へはおやぶ温泉に行く山道を上って行きます。
戦国時代の文禄11年(1568年)に土佐の長宗我部の大軍がこの社殿に火を放ち、全焼したため、その後18年後の天正14年に再建され、その後明和5年に建て替えられたものが現在の社殿であると説明書きがありました。
またこの境内には県指定の天然記念物であるイチイガシの大木があります。このイチイガシは周囲8メール・高さ20メートルあり、地上1.5メートルのところで巨大な空洞になっています。近くにある説明書きには、このイチイガシは古い記録によると大宝元年(701年)にはすでに大木になっていたとか・・・701年ということは飛鳥時代。樹齢は1310年ということになります。ほんとにすごいですね。
このイチイガシも社殿の火災時に、その炎のために枯れかけてしまった様ですが、枯れ残りの株より芽を出して皮を包んで成長し、今もなお生き続けています。三島神社の神様に守ってもらっているのでしょうね。わたしもしっかりと参拝してきました。